生命保険をシンプルに考えるために
前回、生活費に合わせて『月』単位で生命保険の保険金額を考えるとわかりやすいと書きました。
もしもの時に『月にいくらあれば生活できるか』の考え方です。
この考え方にぴったりな生命保険が収入保障保険でした。
今回は、この収入保障保険を使ってどう保険設計をしていくかです。
保険になにをもとめるか
生活をベースに生命保険のくみ立てた場合、なにを保障するのでしょうか
わたしは、遺族の『生活費+教育費+老後の備え』で考えています。
そうなんです。じつは生きている時とまったく同じなんです。
大事なのは生きていても、もしもの時も『生活すること』なんです。
だから生活費をベースに考える収入保障保険を使っています。
生命保険では公的制度を考える。
もしもの時の収入の中心は遺族年金に変わります。
遺族年金とはどんな制度か知っていますか。意外と知らない方が多いです。
年金には大きく2つありまして、国民年金と厚生年金(公務員は共済年金)から構成されています。
その中で国民年金は全員が加入していますので、遺族基礎年金(国民年金の遺族年金)がベースになります。
もらえる人・・・・『子』のいる妻か『子』
いつまで・・・お子様が18歳になった3月まで
いくらか・・・お子様1人の家族 月に約85000円 2人 月に約10万円
お子様が2人いる家族では月に10万円は確保されていることになります。
サラリーマンには厚生年金もある
サラリーマンには、遺族基礎年金の他に遺族厚生年金があります。
遺族厚生年金は働いていた間の平均収入と支払い期間によって支給額は違います。
だいたい月に換算すれば3万円から5万円程度でしょう。
遺族厚生年金と遺族基礎年金の違いは他にも支給期間が違います。遺族厚生年金はもらえる期間が終身(生きている限り)になっています。
例えば
お子様2人のファミリーでしたらどうでしょうか。
お子様が18歳で高校を卒業するまで、遺族厚生年金が月換算5万円とすれば
遺族基礎年金の10万円で合わせて月換算約15万円は確保されたことになります。
生活費だけならともかく、それにお子様の進学費用や老後に向けた貯蓄を合わせると月換算15万円での生活はどうでしょうか。
また年金という制度は偶数月の15日に2か月分が入金されることも考慮に入れる必要があります。
これで月15万円のベースは理解できたと思います。ではあといくらあればもしもの時に生活できるのでしょうか。
それは次回提案していきます。
次回は収入保障保険の保険料はいくらになるかです。
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