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2011-11-24 19:12:55更新



桂林堂薬局はバブル以前、約30年目前に中目黒で開業しました。
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東京都目黒区上目黒3-6-23イスズビル1F


生薬とは

生薬(しょうやく、きぐすり、Crude Drugs)とは、天然に存在する薬効を持つ産物から有効成分を精製することなく体質の改善を目的として用いる薬の総称である。
世界各地の伝統医学では多くの生薬が用いられている。
生薬は、薬事法によって医薬品として扱われるものと、食品として扱われるものの2種類に分類される。
日本国の薬事法では、生薬も医薬品として扱っており、ヨーロッパでもドイツなどでは医薬品である。ただ、アメリカ合衆国では『薬局方』に生薬が収載されているにもかかわらず、生薬から精製した有効成分は医薬品として認めるものの、その原料である生薬自体は医薬品として認めていない。それ故、生薬を指して未精製薬 (Crude Drug)と呼び表したり、民間伝承で用いられる場合などでは「薬用ハーブ (herbal medicine)」と呼び表すことも多い。
日本における生薬は、漢方処方や民間伝承の和薬などの東洋医療で用いられる天然由来の医薬品すべてであるが、漢方医学の影響が大きい為、生薬と漢方薬とが同一視される場合も多く、混乱を招いている。生薬は漢方医学以外にも、民間薬として単独で使用する機会もあるが、漢方薬とは複数の生薬を漢方医学の理論に基づいて組み合わせた処方であり、決して同一ではない。
江戸時代に生薬は、漢方薬の原料という意味で薬種(やくしゅ)とも呼ばれており、鎖国下においても長崎貿易や対馬藩を通じた李氏朝鮮との関係が維持された背景には山帰来・大楓子・檳榔子・朝鮮人参などの貴重な薬種の輸入の確保という側面もあった[1]。輸入された薬種は薬種問屋・薬種商を通じて日本全国に流通した。
生薬となる天然産物には、植物由来のもの(→薬用植物)、動物由来のもの、菌類由来のもの、そして鉱物由来のものが含まれる。そして多くの場合は煎じ薬やエキス剤、チンキ剤など、加工してから薬品として用いる。まれに、貼薬の様に原体をそのまま使う場合もある。西洋医学のように注射剤として用いるものは無く、経口剤か貼薬として服用するのである。
日本国における公定医薬品書である『第15改正日本薬局方』(2006年)では、生薬と生薬製剤および漢方エキスが「生薬等」に収載されており、『薬局方』に記載された方法で検定したものが医薬品として使用される。すなわち、生薬のすべてが『日本薬局方』で認められているわけではない。
生薬は天然物であることから、含有されている薬効成分は一定ではなく、同じ植物であっても、産地や栽培方法、あるいは作柄によっても成分は変わる場合も多い。たとえば、薬用人参を例に取ると、朝鮮半島産のものは「朝鮮人参」や「高麗人参」と銘打たれて重宝されるが、朝鮮半島より導入した国産のものは、「御種人参」(オタネニンジン)と呼ばれ、格が下がるとみなされている。
また、昨今の天然物資源への注目もあいまって、生薬から得られた成分を元に医薬品が作られる場合も多い。植物資源(薬用植物)がその対象となることが多く、最も古い例としてはアヘンから得られたモルヒネがある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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