「言葉は生き物」
よく言われます。
長い間にその意味が変わっていったり、音が変わってしまったり、という例は古くからいくつもあります。
新しい(これも古くはアラタシと呼んだそうです)言葉が現れては消えていきます。
若者コトバ、と言われてた表現が市民権を得る場合もあります。
最近では「全然」でしょうか。
文法では「全然〜ない」と「ない」をセットに使い、否定の意味である、と学校では習ったように覚えています。
ですが、今はむしろ「全然大丈夫です」「全然得意です」のように、その前の否定を窺う質問に対する反対の肯定の意味として使われることのほうが多いような気がします。
今回は別に”全然”の使い方がいいとか悪いとかということではありません。
「大丈夫」のほうです。
”Aはご期待に沿えませんでした。Bはいかがでしょうか”
”Aは了解しました。Bなら大丈夫です”
こんなやり取りはありませんか?
この”大丈夫”を”結構です”と捉えるか、”お願いします”と捉えるか。
もちろんこの文脈だけでは判断材料が少ないので、どちらかわからない、と言えなくもありません。
って、「大丈夫」はそんなを判断に迷うような言葉なのか?
知り合いの60代男性は、この大丈夫を「OK」つまり承諾の意思表示、と捉えました。
アラフォーのわたしはこの大丈夫を「No thank you」つまり否認の意思表示、と捉えました。
先に書いた”結構です”は悪質商法などの常套手段で、”結構”というのは承諾の意思表示だから商品を送り、代金を請求した、と主張することがあります。
”結構です”ではなくて”いりません”と言いましょう。
そんなキャンペーンがあったような覚えがあります。
”大丈夫です”で悪徳商法に引っかかった、という話は聞きませんが、同じようなことがあるのかもしれません。
今回の”大丈夫です”と応えた方は、20代前半の男性です。
男女を問わずしばしばこのような用法で”大丈夫”を使われる若い方が多いのではないでしょうか。
若い皆さんが「否定」する言葉を使わなくなった、とはどこかの学者さんが指摘していましたがその流れなのでしょうか。
どこかとか、そんなとか、あいまいな記憶ばかりですみません…。
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