お盆休みと為替相場

外国為替取引は1月1日(元日)のみが世界共通の休みで、それ以外ではクリスマス前後がキリスト教圏の国が一斉に休みとなりますので、東京市場くらいしか為替の取引はありません。また、米国や英国は世界の3大市場ということもあり、この両国の祝日が重なると、為替取引も閑散となります。

現在は、電子取引が普及しているため、以前に比べると為替取引が閑散になるということも少なくなりました。

日本の夏は、お盆(旧盆)の休暇があり、海外でも "Obon holiday" といわれ、閑散となる時期がありました。現在は、貿易黒字も減少していることに加え、企業の海外移転も続いていることから、まとまって休む企業が少なくなりました。このため、以前ほど、お盆前のドル売り(円買い)圧力は小さくなったといえそうです。

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