自公圧勝で早朝から円売り先行

先週末の外為市場は、イベント前の調整的な値動きや米CPIを受けてFRBが緩和姿勢を
維持しやすいとの思惑にドル売りが先行。東京時間に83.96まで上昇していたドル円は、
83.30円台まで値を崩す局面も。

しかしながら、週末の衆院選にて、自公が衆院の2/3以上となる安定多数を確保。安倍
新首相が提言していた大幅財政出動や日銀のインフレターゲット採用等、足許円売りを
下支えしていた材料が、一気に現実味を帯びた格好となると、早朝より円売りが先行。
ドル円は、本年高値を更新し84.48高値まで上値を拡大した。


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