動意薄の中財政の崖回避期待も

昨晩の外為市場は、全般に動意の薄い中で、米国の財政の崖回避に向けての協議に進展が
見られたとの期待に若干リスクオン気味の推移となった。

欧州時間は、特段の材料を欠きポジション調整主体の相場展開。オセアニア通貨や円絡みの
通貨が軟調となる一方でユーロは小幅高程度の推移。

NYK時間に入ると、共和党が財政の崖回避への協議で妥協案を提出との報に米株・米債が
軽いリスクオン気味に推移し、その動きに連れて円売りのフローも。ドル円は84円台を
回復し、引けにかけて84.20台へ上昇。ユーロ円はユーロ買い・円売りのフローが重なり
11.47まで上値を拡大した。
全般にクリスマス休暇・今年最後のイベントとなりそうな日銀政策決定会合を控え動意
薄の市場であった。


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