イベント控え全般に小動き

昨晩の外為市場は、本日から続く主要経済指標の発表や中銀イベントを控え全般に様子見
姿勢の強いものに。米貿易赤字額は予想を下回ったものの、ドル買いの反応は限定的。
先ずは本日の安倍首相よるアベノミクスのスピーチや豪・中経済指標等を確認してからの相場となりそうだ。

欧州時間は日経平均株価が落ち着きを取り戻し相応に堅調な推移を示したことや、日経平均
先物がさらに上昇していたこと等を受けて円売りが先行。ドル円は100円前半まで上昇した。

NY時間に入って、発表された米貿易収支は予想を下回る赤字額。これを好感して、米株・
ドル共に買われたものの、上げ幅は限定的。その後、米株の反落に合わせてドル円も
緩んだが、下値も100円割れ程度と総じて小動き。
週末の米雇用統計を筆頭に注目イベントが目白押しとなっていることから、全般に動意の
薄い一日となった。