そんなある日、突然、友達?が当時はやっていた「戦争ごっこ」を
一緒にやろうと誘ってきた。
私は久しぶりに友達と遊べるとあってはしゃいで待ち合わせ場所へ向かった。
「戦争ごっこ」とは、2チームで石や泥などを相手チームのメンバーにぶっけ合い、
先に降参したほうが負け、という極めて危ない遊びでした;
友人の掛け声で「戦争ごっこ」が始まった。
「戦争ごっこ」が始まってすぐ、私は当時、一番怖かったいじめっ子に対して、
「バズーカー砲発射」と大きな声で叫びながら大きな石を投げつけた。
すると、私が投げつけた大きな石が、いじめっ子の頭に直撃してしまった。
「いた〜い!?」
という大きな叫び声と、
周りにいる友達が駆け寄る叫び声が小さな小学校の校庭を駆け巡った。
いじめっ子は、頭からたくさんの血を流し、白い体操着は真っ赤に染まっていた;
「拾われっ子が投げた石が当たったんだ!人殺し!」
と私は友達に迫られる。
私はあえて狙ったわけではないのだが、血まみれになる友達を見て怖くなり、
家まで走って逃げてた。
そして、震えながら小さな家の押入れに隠れながら心でつぶやいた。
「お前が悪いのだ。俺をいじめるからだ。死んでしまえ」と・・・
ジリリーン、ジリリーン 電話の音が鳴る。
母親が「え!そんなことを・・・・」
と大きな声を上げる。
この日以来、私へのいじめは徐々になくなっていった・・・・・・
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