カビといえば梅雨時だけと思いがちですが、これは大間違いです。冬の間に暖かくて湿気たっぷりの家の中で大繁盛した胞子が、春に一斉に飛び出すのが最近のカビ事情なのです。カビ胞子によるアレルギーは花粉症よりやっかいなもので、天候に関係なく家の中でも安心できないものです。現代の住宅構造が、冬でも温度も湿度も高く閉め切ったままで空気の流れを悪くし、カビ生育に最高の条件をみたして家の中で大発生するのです。それが春になると暖房もしなくなり、窓を開けて換気をすると、今度は室内が乾燥してカビが胞子を撒き散らす状況となります。その空気中に漂うカビの胞子が、呼吸するたびに体内に侵入してくるのです。これがアレルギー抗原となって、カビのアレルギーがいつでも起こるのです。このカビ・アレルギーは、スギ花粉症とよく似ていて軽いものではアレルギー性鼻炎やアレルギー結膜炎があります。
鼻炎の症状としては鼻汁、鼻づまり、くしゃみがでる。結膜炎は鼻炎と一緒によく起こり、目が充血し、かゆくて、涙が止まらなくなるという症状が出ます。このアレルギー症状がひどくなれば気管支真菌症や過敏性肺臓炎になることもあり、生命にかかわるものとなります。そしてアレルゲンとしてのカビは、アレルギー患者の35%にも及んでいるという調査報告もあります。
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